こちらの記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加しています。 amazonギフト券欲しさに書きましたが、嘘は書いていません。
最近転職活動を行った。基本的には転職ドラフトを利用したのでその体験談を残しておく(実はまだ現職の最終出社日を迎えてはいない)
私は誰
SIerとWeb業界で社会人として10年ほど働いている。現職ではWebフロントエンド/バックエンドの開発やテックリードのような仕事も行っていた。
転職ドラフトに登録したきっかけ
実は転職ドラフトに登録したのは2年ほど前(2020年)だった。採用担当者として候補者の転職ドラフトのレジュメを読むことが多く、 転職ドラフトのレジュメのフォーマットは職務経歴書代わりになる なと思っていた。ちょうどこれまでのキャリアの棚卸しをしたいと思っていたところだったので登録した。
転職ドラフトでの指名状況
初めて登録したときは転職意欲はなかったので、転職意欲欄を情報収集目的と設定していたが、それでも数件は指名をしていただいた。選考を強要されるようなこともなく、楽しく話せた記憶がある。今回は転職意欲を上げていたこともあり、数十件以上の指名をいただけた。レジュメを本当にしっかり読んでくれているんだな、と感じる企業もあれば、若干テンプレのような企業もあった。いずれにせよ、 指名をしてくださるチームの課題や、何を任せたいかなどがフォーマットとして盛り込まれているので、期待されていることのイメージが具体化しやすい。
また、現職で利用している言語などと一致していなくてもスカウトをしてくれる企業があったのが印象的で、スカウトを書いてくださったエンジニアがレジュメやblogなどを読んだ上で活躍できると期待しくれているのだなー、と思った。
面接で感じたこと
指名を承諾し、面談/面接を行っていただいたがコロナ禍なこともありほぼ全てがリモートで行われた。企業によっては技術試験があり、その内容もオンラインのコーディングテストサービスを使うものや、課題のリポジトリが用意されいるもの、ホワイトボード面接のようなもの、など多岐にわたった。インタビューについては変な面接官は出てこなくて不快な思いをすることはほとんどなかった。(一人だけ高圧的な人がいて、その人とは働きたくないと思ったが)
面接官は大抵の場合は転職ドラフトのレジュメを読んできてくれているので、ドラフト経由以外の面接と比べて多少はこちらのことをわかった状態で話し始めることができるとは感じた。ただ、自分の経験を語るときは結局は経験したプロジェクトの概要や前提の共有をした上で質問に答えることになるので他の媒体経由とそこまで大きな違いはないと感じている。 これは自分が面接官の場合の話だが、転職ドラフト経由の候補者だとレジュメの内容を読んで「こんな質問をしよう」みたいな事前準備がしやすくて嬉しい。箇条書きの職務経歴書だとなかなか事前準備がしにくい。
もちろん 年収の最低ラインが保証された状態で面接を進めることができるのは精神衛生上よかった。 企業によっては指名額より増額したオファーを出してくれるところもあった。
転職ドラフトへの改善要望
面接日程調整機能は便利でよく使っていたのが、候補日時が最大で10枠しか設定できないのは不便だった。この日は一日フリーなんだけど、みたいな場合にそれだけで10枠近く埋まってしまう。そういえば最近は面接の予約ツールみたいなのを企業側が使っていてそれ経由で面接日程を組むパターンもあった。
ありがたいことにたくさんのご指名をいただけたが、半分以上は指名期間の最終日に指名が届く。求職者側は指名期間の最終日から1週間以内にすべての指名に対して返答をしなければならないので、スカウト文や企業情報が細かいところまでみきれないままお断りした場合や、返事が雑になってしまう場合があった。その後面談を含めた選考プロセスが始まると考えると承諾できる数にも限度がある。逆に指名期間序盤に指名がくる場合、他の面談が始まっておらず時間に余裕があり、とりあえず話を聞いてみよう、となるパターンがあった。というわけで指名を行うタイミングの平準化的なものが行われると嬉しい人もいるかもしれない。
指名を行う立場の仕事もしているので、どうしても最終日ギリギリまで指名が遅れてしまう事情もわかるし、現職でも指名は最終日間近になってしまっている...
転職ドラフトを使ったことがない方へのメッセージ
総じて体験は良かったです。リファラルで転職というのも考えてはいましたが、業界内に知り合いが少なく、自分で応募するほど色々な企業を知っているわけでもないので、言い方は悪いかもしれないが 企業側から私がマッチする理由を教えてくれるのはかなり楽です。 また、レジュメ内にマネジメント経験を各箇所があるのですが、そこを評価してくれる企業が結構いました。もし、なにか書けることがあれば書いておくことをオススメします。マネージャーロールの仕事をしない場合でも、マネージャーの気持ちがわかるプレイヤーというのはありがたかったりしますよね。レジュメは事務局がしっかり読んでレビューしてくれていて、場合によっては修正が必要になるので、参加まで時間がかかるかもしれません。早めに準備しておくと良いと思います。